土佐絵金歌舞伎

土佐絵金歌舞伎について

About EKIN KABUKI

年に一度、7月の「絵金祭り」にあわせて上演します。

江戸時代末期、商都として栄えた香南市赤岡町には、
土佐藩の狩野派御用絵師、弘瀬金蔵が書き残した芝居絵屏風が23点、
現在も大切に保存されています。

芝居絵屏風は年に一度、7月に行われる「絵金祭り」で幻想的に姿を現します。
この絵金文化を盛り上げ、町の活性化に繋げようと
平成5年に地元有志で結成されたのが「土佐絵金歌舞伎伝承会」です。

演目

Program

「絵金」の芝居絵に描かれた歌舞伎を演じます。

「土佐絵金歌舞伎」は、
絵金が赤岡町に残した23枚の芝居絵屏風に描かれた歌舞伎の演目を中心に、
平成5年の発足以来、一つ一つレパートリーを増やしています。

  • 浄瑠璃式三番叟
  • 義経千本桜 - 鮨屋の段
  • 白波五人男 - 稲瀬川勢ぞろいの場
  • 二月堂良弁杉の由来
  • 義経千本桜 - 道行の段
  • 色彩間苅豆 - かさね
  • 伊達娘恋緋鹿子
  • 伽羅先代萩 - 御殿の場
  • 傾城阿波の鳴門巡礼歌 - どんどろ大師の場
  • 蘆屋道満大内鑑 葛の葉 - 子別れの場
  • 恋女房染分手綱
  • 菅原伝授手習鑑 - 寺子屋の場
  • 三人吉三巴白浪 - 大川端庚申塚の場
  • 鎌倉三代記
  • 御所桜堀川夜討弁慶上使の談

土佐絵金歌舞伎の今昔

History

1807年
在郷町として栄えた商人のまち、赤岡。古くから芝居を楽しむ文化がありました。江戸時代に須留田八幡宮を再建する際、拝殿には回り舞台と花道を備え、道具蔵も併設。 (※ 昭和59年改修において撤去。)
幕府直轄の天領以外での芝居が禁止された後も、奉納と称して芝居が上演されました。
四国唯一の天領である琴平「金丸座」にやってきた役者らをこっそり招き入れて上演し、大勢の客を集めたと言われています。
1977年

絵金祭り始まる

まちのにぎわいを創りだそうと、赤岡吉川地区商工会(現・香南市商工会)の青年部が中心となって土佐赤岡絵金祭りを始めました。
1993年5月

「土佐絵金歌舞伎伝承会」が発足

祭りを盛り上げるために、地元有志が集まり「土佐絵金歌舞伎伝承会」が発足。絵金の描いた屏風絵の物語を「絵金歌舞伎」として上演し、専門家の指導を受けながら活動を本格化。現在、会員は40代を中心に36人が活動し、県内外はもとより、海外でも公演を行っています。
1993年7月

絵金祭りで絵金歌舞伎を初上演

初演はビアガーデンのカラオケの舞台。地元の有志による手づくりの歌舞伎は、その後恒例の出し物となり、人々を楽しませました。



2004年

フランス・リオン市での「ジャパンウィーク」に参加

2007年

「弁天座」が完成

絵金歌舞伎、落語、狂言などの日本文化をはじめ、地域の文化活動の拠点となっています。

各賞の受賞・表彰

2000年 (平成12年)
地域づくり団体 自治大臣表彰
サントリー地域文化賞受賞
2012年 (平成24年)
高知県文化賞受賞
2013年 (平成25年)
第20回 高新大賞